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日本に憧れた美人ギタリストとアルゼンチン音楽を愛した日本人たち②

こんにちは、前回に続いて今回は(まだ読んでいない方はぜひこちらを先にお読みください!《日本に憧れた美人ギタリストとアルゼンチン音楽を愛した日本人たち①》)、ミルタ・アルバレスの初来日公演の実現に、深く関わった2人の人物と彼女にまつわるエピソードをご紹介させていただきます。

その2人の人物というのは《リオ・デル・ボスケ》のメンバーである清水悠さんと森井英朗さんです。

ギターデュオ《リオ・デル・ボスケ》(「リオ」は「川」を、「ボスケ」は森を表し、『森(の中)の川』という意味で、2人の名前に基づき名付けたそうです。)は昨年10月に福島県で開催された、国内最大規模の南米音楽フェスティバル《コスキン・エン・ハポン2018 》の日本代表審査会において、優勝を果たし、今年の1月にアルゼンチンのコスキン市で行われた音楽フェスティバルに日本代表として参加を果たした、
言わば南米音楽のスペシャリストたちです。

物語のはじまりは、清水さんと彼女とのメッセージのやり取りでした。

清水さんはアルゼンチン音楽を専門とするギタリストで、2018年にリリースしたアルバム『Trasfondo Onírico』はアルゼンチンの最も重要な作曲家でギタリストのカルロス・モスカルディーニの作品を収め、作曲者本人から賞賛を得ました。

「その深い感性とアルゼンチン音楽の語法をわれわれに示し、 私の音楽に彼独自の繊細な表情を加えることによって、 作品そのものをより豊かなものに昇華させています。」 カルロス・モスカルディーニ、2018年8月記。(抜粋)

日本にはアルゼンチンの音楽を演奏するギタリストが少なく、清水さんはご自身の専門分野であるアルゼンチンの音楽を学ぶのに苦労をしたそうです。アルゼンチンの人に直接尋ねるしかなく、多くのアルゼンチンの音楽家とコミュニケーションを取っていたそうです。

その中で特別親切に応えてくれていたのがミルタさんでした。

彼女は日本の文化に興味を持っていて、ブエノスアイレスで墨絵を学んでいたそうで、墨で描いた竹の絵などをよく写真に撮って送ってくれていました。

清水さんが音楽を学ぶためにサポートもたくさんしてくれたそうです。彼女のおかげで、アルゼンチンの一流ギタリストであるカルロス・モスカルディーニ、エルネスト・メンデス、オスバルド・ブルクア、キケ・シネシらに教わることが叶い、また、現在清水さんが使用しているギターの製作者エストラーダ・ゴメスにも会うことができたと、清水さんは彼女のサポートにとても感謝していました。

彼女のあたたかな人柄が伝わってくるようなエピソードでした。

一方、森井さんと彼女との出会いはアルゼンチンのブエノスアイレスに訪れた時でした(詳しくは次回ご紹介しようと思います)。

私の知る森井さんは、思い立ったら行動せずにはいられない人です。昨年9月に、チリ出身のコンポーザーギタリストハビエル・コントレラスの初来日公演を実現させたのも森井さんでした。ギタリストなら知らない人はいないほど有名なあの『バリオスの後継者』とも称されるハビエル。幸運にも、私は彼の才能をほんとに間近で体感し、身体に電撃が走ったあの時のことを今でも鮮明に覚えています。

「日本ではまだあまり知られていない、南米アルゼンチンの素晴らしい音楽をもっとたくさんの人に知ってもらいたい」

という思いを、共に胸に抱いた2人が彼女の初来日公演を実現させるべく、動き出します。

次回は、このミルタ・アルバレス初来日公演の実現に至るまでのエピソードと、ツアーの詳細と魅力をご紹介します。

最後までお読みいただきありがとうございました。

筆者プロフィール

長谷川大輔

1994年ベートーヴェンと同じ12月16日生まれ。
2017年早稲田大学文化構想学部を卒業。
就職後1年で退職し、クラシックギターの演奏家、指導者を目指し昭和音楽大学クラシックギター専攻に入学。
埼玉県から往復4時間かけて通学。
高田元太郎、熊谷俊之各氏に師事し、いくつかのコンクールで入賞を果たすも、局所性ジストニアを発症し、現在は演奏活動を中断し治療中。演奏姿勢、筋肉の仕組み、演奏前のウォームアップ、演奏後のクールダウンの重要性など解剖学への関心を深める。
実は音楽よりも本が好き。財布を忘れても本は忘れない。スマホを忘れても本は忘れない。最近は音楽学、和声学の勉強にも積極的に取り組んでいます。
「楽しく、そしてわかりやすく音楽の魅力を伝えるには」というテーマのもと日々思考を巡らせています。

ミルタ・アルバレス 初来日6都市公演チケット好評発売中

東京公演

2月24日(月) 東京 トーキョーコンサーツ・ラボ
13:30開場 / 14:00開演
前売 3,000円 / 前売学生 2,000円 / 当日 各500円プラス
出演:ミルタ・アルバレス 共演:清水悠、福井浩気、森井英朗 他
会場:トーキョーコンサーツ・ラボ 東京都新宿区西早稲田2-3-18

お問い合わせ・ご予約
メール:oreganokikaku@gmail.com(オレガノキカク)
※公演名・お名前・人数・連絡先をご明記の上お申し込みください。

茨城公演

2月29日(土) 茨城 東京労音 ギター文化館
13:30開場 / 14:00開演
前売3,500円 / 前売学生1,000円 / 当日 各500円プラス
出演:ミルタ・アルバレス
共演:清水悠、山田あずさ
会場:東京労音ギター文化館 茨城県石岡市柴間431-35

お問い合わせ先:
電話:0299-46-2457(ギター文化館)
メール:mail@guitar-bunkakan.com 

ご予約:
電話:0299-46-2628(受付 10時ー17時 / 月・火休館)
ご予約フォーム:http://guitar-bunkakan.com/wp/concert/reservation/ 
※未就学児の入場はご遠慮ください
WebURL :http://guitar-bunkakan.com/wp/

埼玉公演

3月1日(日) 埼玉 狭山コミュニティホール
13:00開場 / 13:30開演
前売 3,500円 / 前売学生2,000円 / 当日 各500円プラス
出演:ミルタ・アルバレス 共演:清水悠、山田あずさ、森井英朗
会場:狭山コミュニティホール市民交流センター 狭山市入間川1丁目3番1号

お問い合わせ・ご予約
電話:090-9366-7859(担当:清水)
メール:info@musica-azul.com
ご予約:https://musica-azul.com/contact/
WebURL:https://musica-azul.com

福岡公演

3月6日(金) 福岡 ティエンポホール
19:00開場 / 19:30開演
前売 3,500円 / 当日 4,000円 / 学生 2,000円
出演:ミルタ・アルバレス 共演:福井浩気
会場:福岡ティエンポホール 福岡市中央区大名1-15-11 Daimyo11511ビル 3F

お問い合わせ先:
電話:092-762-4100(ラテン文化センターティエンポ)
メール:eventos@tiempo.jp(担当 近藤 / 稲津)

ご予約:
ご来館の上、会場にてチケット購入、または問い合わせフォームにて
https://tiempo.jp/tiempohall/#contact
WebURL:https://tiempo.jp/tiempohall
※入場時別途500円のドリンクチケット要購入となります。

横浜公演 [神奈川追加公演]

3月8日(日) 横浜ノアスコンサートサロン
16:30開場 / 17:00開演
前売 3,000円 / 当日 3,500円
出演:ミルタ・アルバレス
共演:福井浩気 / 楽曲解説・通訳:西村秀人
会場:神奈川県横浜市西区南幸2-18-7 横浜ノアスビル3階

お問い合わせ先:Fukui Guitar School
電話:070-4429-5004
メール:hirokifki@gmail.com
※お名前・人数・連絡先をご明記の上お申し込みください。

大阪公演

3月14日(土) 大阪 池田市民文化会館小ホール
13:30開場 / 14:00開演
前売3,000円 / 前売学生1,500円 / 当日 各500円プラス
出演:ミルタ・アルバレス 共演:タンゴ・グレリオ、福井浩気
会場:池田市民文化会館小ホール 大阪府池田市天神1丁目7−1

お問い合わせ・ご予約:
電話:072-743-6207(米阪ギター教室)
メール:g_yone2007@yahoo.co.jp
WebURL:http://tangogrelio.com/

愛知公演

3月28日(土) 愛知 宗次ホール
17:30開場 / 18:00開演
指定席 一般:3,500円 ※学生:2,100円
※チャリティーシート(AB列中央23席・指定席/差額は寄付): 3,850円 ※ハーフ60(後半当日):2,100円
出演:ミルタ・アルバレス 共演:レオナルド・ブラーボ
会場:宗次ホール 名古屋市中区栄4丁目5番14号

発売日 11月10日(日) 下記宗次ホールチケットセンター(TC)及び「チケットぴあ」にて販売
(宗次ホールTCでは発売開始直後、電話受付のみ。 ※印のチケットは宗次ホールTCにて取り扱い。)
お問い合わせ 宗次ホールチケットセンター ☎052-265-1718(営業時間10:00~16:00 または18:00)
WebURL:http://www.munetsuguhall.com

 

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